まだ寒い2月でしたが、日差しはやさしく、ご参加くださいました皆さま、本当にありがとうございました。
お一人おひとりの手によって、海岸が見違えるほど美しくなっていく様子に、改めて感動を覚えるひとときでした。




私たちは5年間、月に一度、流れ着いた竹を炭にして海へ戻し、自然の力を生かして海を元気にする活動を続けてきました。
そうして昨今、この海岸周辺で
・イワシの群れの定着
・マグロなど大型魚の来遊
・岸近くでクジラが採餌する様子
が見られるようになっています。
科学的に考えられること(※断定ではありません)は、竹炭がスポンジのような構造を持ち、栄養や微量ミネラルをとどめ、小さな生きもの(微生物)のすみかになること。
さらに、夷隅川河口部の護岸に使われている鉄と、私たちが海へ戻してきた竹炭が海中で出会っていることも一因かもしれません。
竹炭の多孔質な表面は、鉄分や微量ミネラルをとどめやすく、微生物が定着しやすい環境をつくります。
鉄分は海の生きものにとって大切な栄養素のひとつで、植物プランクトンの成長を支える働きがあることが知られています。
プランクトンが増えると、小さな魚 → 大きな魚 → クジラという「海のごはんのつながり」が、ゆっくりと整っていきます。
クジラは、エサが安定してある海にしか来ません。
岸近くで複数頭が見られることは、この海に“食物連鎖が機能している”可能性を示しています。
この光景は、和泉浦海岸ではほとんど記録のない出来事で、だからこそ一層感動もひとしおです。
もちろん、他にもさまざまな要因が重なって変化してきたことでもあるでしょう。
それでも、自然に負荷をかけない小さな行動を長く続けることで、海が本来持っている回復力が引き出された…
そう考えることは、今の科学とも矛盾しません。
とにかく、今ここにあるこの事実を、嬉しく受けとめたい限りです。
これからも皆さまと一緒に、自然の回復を見守りながら、益々豊かに息づいていく感動を、共に味わい、活動していけましたら幸いです。
次回は、3月1日(日)に開催予定です!
ご参加を心よりお待ちしております💖







