5月の海岸での竹炭づくり活動にご参加くださいました皆さま、本当にありがとうございました。

今月は2度の大雨の影響で、外海の流竹も相当な量でしたが、それ以上に河口側は竹が一面に山積みとなっていました。
人数の都合上、両方の対応は難しかったため、今回は河口側での作業に決定しました。

やや春風すさぶ引き潮での竹炭づくり。それでも4カ所の焼き場は、大量の流竹を高温にて順調に炭化、遠浅になる水を追いかけるように汲みに行ってはのバケツリレーで消火。無事、流竹の山は、水質浄化のための竹炭へと生まれ変わりました。

ここ最近に、竹炭会では夷隅川に注ぐ支流の一部を整備し竹炭を撒きました。枯竹と、増水時にひっかかったゴミたちが絡まる薄暗くて荒れていた竹林。しかし整備後の今では、間引きで残した竹と共に、多種多様の実生(木の赤ちゃん)たちが新緑の葉をめいっぱいに広げて、川沿いのその場所を美しい緑の濃淡で彩ってくれています。依頼者の地主さんからは、「生きている間に、ここでこんなきれいな光景がみられるなんて…」と感動のお声も頂き、改めて活動のやりがいを感じました。

上流の環境が変われば、河口や海にこれほど竹が流れつくことはありません。

私たちはこれからも、海に川に農地に里山にと連なる大地を元気にするために、心を込めて里山を整備し竹炭を大地に還して環境を改善していきます。
皆さまのご協力がとても大きな力になっています。これからもぜひ、ご参加をどうぞよろしくお願いいたします!

次回は、6月1日(日)に開催予定です。
大勢の方々のご参加を心よりお待ちしております!*.・*.・